私とたばこの話。【らくがき】
こんにちは。くっぴーと申します。
今回は私のどうでもいい話。
タイトルの通り、タバコの話です。なんか書きたくなった。
では本文。
★タバコを吸い始めた時の話。
私がまだ小さい頃。私の近くには二人の喫煙者がいました。
一人目は親父。当時吸ってるところは見たことありませんけどね。でも仕事用のカバンにいつもタバコが入ってて。銘柄は赤色のラーク。
後から聞いた話だと20年以上前に辞めたらしいけど何となくカバンに入れたままらしい。あのタバコが超ビンテージ物って思うと草
二人目は御祖母様。私が物心ついたときもまだ吸ってました。マイルドセブンの3ミリ。御祖母様の家に行けばいつもタバコを吸ってた気がする。
でも私が小3くらいの時かな?いつの間にか辞めてたんですよね。「高くなったから」って言ってた。
まあそんな環境で育った私ですが。月日は流れ20歳になって数ヶ月経ったある日、突然「タバコでも吸ってみるか…」ってなったんですよね。理由はわからない。
★初めてタバコを買った話。
そう感じたら思い立ったら吉日!って感じで気づいたらバイクを走らせてました。ちなみにすぐ近くのコンビニを避けたのは初めてのタバコだし痴態を晒したら恥ずかしいため。(金髪ロン毛の目立つ私は店員さんに覚えられてました)
そして着いたちょっと離れたコンビニ。テレテレテレーテレレレレテレー(ファミマ)えっと…まずはライターでしょ。200円?たっか!!携帯灰皿でしょ。200円?たっか!!
そしてタバコ。えーっと、番号を言うんだったよね。
買うものは決まってました。マイルドセブン(今の名前はメビウスですね)の3ミリ。御祖母様が吸ってたもの。私にとって一番思い出深いやつ。レジから微妙に離れた場所から探します。もう10年以上前の話とはいえ見慣れていたのですぐに見つかりました。そうそうあれあれ。水色のあれ。
…あれ!?!?!?同じようなのが何種類かある!?!?!?
当時の私は「ソフト」と「ボックス」があるのを知りませんでした。しかもこの銘柄には「100s」もあります(長いやつ)。!?!?って思ったよね。
多分御祖母様が愛用してたのは…あの小さいやつ(ソフトです)。番号はもう忘れたけど。「○○番ください…」って言って。年齢確認ボタンを押して。ちなみに年齢確認はされなかった。
小さい頃何度も見た水色のメビウス。いや、私にとってはマイルドセブン。初めて手にした私の顔は多分ニヤけてた。それらをバイクのボックスに放り込んで。帰りました。
★初めてのタバコ。
家に帰って。
場所は我が家のガレージ。実は私の家族には嫌煙家がいます。てか元喫煙者勢以外全員嫌煙家。だから家の中はダメ。
タバコを取り出して火をつけます。今考えてもタバコの吸い方なんて知らなかったのに「火をつけるときは息を吸いながらつける」ってことを何で知ってたのか分からない。DNAのせい?
初めて吸った感想は…「こんなもんか。」って感じ。なんかね、煙味の空気って感じしかしなかった。おいしいとは…思わなかったかな。なんというか、びみょい。
そんなだから残り19本残ってるタバコはゴミ箱に捨てました。
★でもなんか心残りがね。
でも何となくあの感じが忘れられなかったんですよね。数日後。バカな私は「微妙な感じだったのは3ミリだったからかも」って思い、気づけば同じコンビニへ。
買ったのはメビウスの10ミリ。これは親戚が吸ってたやつ。
えっとね、初めてタバコでむせた。一口吸うたびにゲッホゲッホ言ってた。めちゃくちゃキツかったの覚えてる。でも3ミリとは全然違う味がして「これがタバコですか…」って苦しい中で思ってた。
もう一箱買ってました。ハイライト。これも親戚が吸ってたやつ。
寝込んだ。気持ち悪くなって次の日死んでた。頭は痛いしお腹は痛いし吐き気はするし。地獄をさまよった。
10ミリがキツい人間が17ミリを吸ったらそりゃそうなるよね…
バカなのかな?
★キャスターホワイト。
そんな私が試行錯誤した末に出会ったのがこれ。
キャスターホワイト。
「ウィンストン」ってやつですね。それの白いやつの5ミリ。
バニラの甘い香り、甘い吸い口、ちょうどいいタバコ感、めちゃくちゃ好きになって「これだ!!」って感じでしばらくこればっかり吸ってた。
ここ辺りから喫煙の習慣が付き始めた気がする。
そんなある日。1年弱くらい前かな…飲食店でも普通にお酒が出されていた時のこと。親父と二人で飲みに行ったことがあったんですよね。その時タバコを吸おうとして「吸う?」って聞いたら「キャスターなんていらねぇよ…」って言われた。
ちょっとさみしかった。まあラーク吸ってた人間にとってはそうかもね…
★人生20年目。親父が吸ってるところを初めて見た話。
ある日の我が家の食卓。話題はタバコの話。話題にセブンスターが挙がって、そういえばセブンスターって吸ったことなかったなぁ…って。てかハイライトで体調を崩して以来10ミリ以上のタバコは避けてたのもあるけど。
何か興味が湧いた私は「買ってくる!」って。親父が「口に合わなかったら俺がもらってやるわw」って言ってた。もったいないからって言ってた。
食事が終わったら即コンビニに行ってセブンスターを買って。火をつけました。
苦い。めちゃくちゃ苦い。キャスターホワイトって結構甘いんですよ。だからってのもあるけど。あんまり好きになれなかった。
リビングに戻って「セッターって苦くない…?あげる…」って親父にあげて。大好きなキャスターをもって玄関に戻って。
そしたらね、しばらくしたら玄関が開いたんですよ。出てきたのは親父。どうしたんだろ…って思ったら。手に持っているのはさっきのセブンスター。まさか吸うの!?そのまさかでした。
20年間生きてて、初めて親父がタバコを吸っているところを見た。
あのね、めちゃくちゃ様になってた。
喫煙歴半年の私が完全にガキのお遊びに見えるくらい。
一本吸った後に「久しぶりに吸うとキツイな…」って言ってスタコラ家の中に戻っちゃったけど。一緒にタバコを吸えたことが嬉しかったりね。後から聞いた話だけどタバコを吸ったの15年ぶりくらいらしい。すまんな親父。
★ハイライトが吸えるようになったこと。
セブンスターを吸った時。一つ気づいたことがありました。
強いタバコが…吸えるようになってる。
セブンスターって確か…14ミリでしたっけ。かつてやられたメビウスが10ミリ。それに気づいたらハイライトも今なら吸えるかも…!って思い、引き出しの奥にしまっていたハイライトを片手に玄関へ。
普通に吸えた。てかキャスターホワイトよりも主張しすぎない甘さにめちゃくちゃ惹かれた。
それ以降、愛飲しているのはハイライト。
ちなみに高タールタバコアレルギーがなくなったおかげでブラックデビルも吸ったりした。めちゃくちゃ甘いけど今でもたまに吸いたくなる。(コンビニで売ってないのが難点だけど…)
★親父からもらったZIPPO。
それから少し経った後だっけ。親父が「使わないしやるよ。」ってくれたのが傷だらけヘコミだらけのZIPPO。
ZIPPOって底を調べれば製造年が分かるんですね。調べたら80年代に作られたもの。もうずっと使ってないんでしょう。フリントを回しても火花すら散らない。そんな様子を見た親父が替えの石とオイルを持ってきて。石は新しいのにしてオイルを詰めて…
火が付きました。なんか、めちゃくちゃ嬉しかった。
このZIPPOでつけると100円ライターでつけるよりもおいしい気がしていつもこれを使ってる。いや、多分感覚じゃなくって普通においしくなってると思うんよな、
★現在。出来るならタバコは辞めたい。
まあそんなこんなで喫煙者やってる私ですが、まあーーーーーーーーーよく周りから辞めろ辞めろ言われるんですよねぇ…
でもなんとなく刺さらないんですよね。「高いじゃん」って言われても物心ついたときには既に400円弱だったし「自由に吸えないじゃん」って言われても既に喫煙者は肩身が狭い存在だったしそれが当然って意識があるんですよね…。
まあ金食い虫なのは…ちょっとわかるけど。ハイライト一箱490円。一日に490円が消えていくんですよ。一か月で15000円、一年で…いや、考えるのはやめよう。
15000円あったら色々なこと出来るよね。でもタバコ吸うのも好きだし…悩みどころ。
正直…辞めたいよね。
でも今のところ本格的にやめようとは思ってないのでとりあえずハイライトが一箱2000円近くになったら考えます()
まあ今のところはいっか!!!!
ああ今日もハイライトがおいしい!!わたししあわせ!!!!わーい!!
令和3年8月27日 くっぴー